一流を観る

昨日の休みは、前々から楽しみにしていた

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六月大歌舞伎

髪を担当させて頂いている市川猿之助さん、そして

もう長いお付合いの市川郁治郎こと郁ちゃんを観に歌舞伎座へ。

今回の演目は

『菅原伝授手習鑑』、『仮名手本忠臣蔵』と並ぶ歌舞伎三大義太夫狂言の一つとして知られる

義経千本桜

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その夜の部である『狐忠信』を観劇してきてました

今回のお席は

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なんと花道の真横!

綺麗な白木の花道は

なんとも神聖な感じ

そして幕開けと同時に素敵な世界が広がります

猿之助さん演じる佐藤忠信(実は源九郎狐)は

表情、振る舞い、纏う空気感全てが

素晴らしく、圧倒的で

一流を観た、というよりも

観せつけられた。。という感じ

《演じる》というのはこういうことだと。

僕は、演じることを仕事にしているわけでも

お芝居をしているわけでもないのに

猿之助さんの一挙手一投足、そしてあの

豊かな表現力に

なぜかジェラシーのようなものを感じてしまった

長い時間を積み重ねて築きあげられてきた

“歌舞伎”という基礎に、猿之助さんという

個性がプラスされた源九郎狐

もっと観たい、観ていたいと心から思いました。

一流とはこういうことかと

つくづく痛感した3時間

あっという間でした

ただ一つ、残念だったのは

この六月歌舞伎では

歌舞伎座がリニューアルされてから初めての

宙乗り(ワイヤーで宙を舞う)が披露されていて

クライマックスで源九郎狐が宙を舞い

古巣へ帰っていくというシーンがあるのですが

トラブルがあったようで

花道を狐六方での引込みとなりました

宙を舞う源九郎狐も見たかったので

少し残念にも思いましたが

花道横に座っていたので

源九郎狐が古巣へ帰っていく姿を

間近で見ることもでき

これはこれで貴重な体験でした

兎にも角にも

このトラブルで事故や怪我がなかったようなので

何よりだったなと。

歌舞伎を観に行き

猿之助さんに魅せられる

そんな舞台でした

歌舞伎座を出て

振り返って見上げると

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どーんと構えた歌舞伎座が神々しく見えました

充実した休日

とても大きなものを頂きました

ありがとう!

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一流を観る” への1件のコメント
  1. 兵藤範子 より:

    猿之助さんの舞台❗1度は見に行きたいですね〜
    宙を舞う所をみたい

  2. 兵藤範子 より:

    あっ!どうせ送れないだろうな…っと思い…短めに送信!

    奇跡的に送れました〜

    • admin より:

      兵藤さん!コメントありがとうございます!
      不具合でご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。。
      猿之助さんの舞台、本当に素晴らしかったです。ぜひぜひ足を運んでみてください。
      歌舞伎座の独特な空気感もイイですよ!
      僕も、猿之助さんが宙を舞うとこ見たかったです。。

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