昨年が前厄だったので、薄々気づいてはいましたが
今年は・・・
本厄
亡くなった祖父が、
「男の本厄は四二(世に)出る年だから良いんだぞ」
と言っていたのがとても印象的だったので
前向きな一年にしたいと思います!
とはいえ、気持ちよく厄払いはしておきたいもの
早起きして外を見ると
どうやら今年は雨男も脱却できそう
晴れてはいるものの非常に冷たい空気の中
昨年同様、赤坂の日枝神社へ
都会のど真ん中に鎮座する日枝神社の山王鳥居
くぐると、冷たい空気がさらに凛と張り詰めたように
感じるから不思議
丘の上にある本殿まで階段を登り
神猿(まさる)さんにもご挨拶
本殿にも拝殿
そしてしっかりご祈祷して頂き
つつがなく厄払いも済みました
日枝神社には、都内に2箇所しかないという
稲荷神社の千本鳥居があり
もし行かれることがあればこちらもお勧め
気持ちがスッキリしたからなのか
急にお腹が空いてきた
この時点で10:40分くらい
!!!
あの行列店のオープンに間に合うかも
さすが厄払い直後
冴えてるな、自分
てくてく歩いてたどり着いたのは
金子屋
日本橋の行列店、金子半之助の姉妹店で
こちらも当然行列なわけです
ちなみにお店に到着したのが
オープン5分前の10:55
この時点でオープン待ちの行列が
10人ちょっと
みなさんスーツ姿で11時前から行列って・・
ちゃんと仕事してる??笑
入店後に生ビール飲んでる人もいて
日本もなかなか平和だなとw
5分前に着いた僕は、さして並ぶこともなく
カウンターに着席
これはツイてる!厄払い効果が早速発動
名物である天ばら丼の上を注文
寒い日には嬉しい温かな黒豆茶
これを飲みながらカウンター越しに
厨房を観察
しっかりと分担された作業を着々とこなす
職人の姿はなかなかかっこいいです
入店後、一気に入ったオーダーを
それはそれはスムーズに作り上げ
僕のところにも
ドーーーン!
蓋がしまってません
最高かよ・・
ちなみに天ばら丼の並と上の違いは
横たわっている穴子が居るか居ないかの差
この穴子、めちゃくちゃ旨いのでできれば上で!
では、この飾りとでも言うべき蓋を・・・
ダーーーーン!
ごま油と天丼のタレの香りが
一気に解放され鼻腔を直撃
かき揚げを崩したような天ばらも
フワフワ穴子も美味いとしか言いようがない
ちなみに僕はすき焼きと天丼が大好物です
貪るように天丼の山を掘り進めていくと
バーーーーン!
なんということだろう
完璧なまでの半熟卵天がお目見え
美しい・・・
ここは意見の分かれるところだが
僕は天丼に関しては
タレとご飯のマリアージュを邪魔されたくないので
黄身をご飯につけることなく頂きたい
黄身が崩れないよう最新の注意を払いながら
そのまま頬張ると
ぐっ!
あまりの美味さに唸ってしまう・・
正直、この半熟卵天がなくても
大変美味しい天丼なのだが
この半熟卵天が他の追随を許さない領域へと
押し上げている
さらに、ご飯と天ぷらの間には
細かく刻んだ生姜が配されており
油モノ特有の重さを解消してくれているので
店内に女性のお客さんが多いのも頷ける
大変・・・
大変美味しゅうございました
僕が食べている間にお店の外には
大行列ができていたので
あっという間に食べ終わり
そそくさと席を立つ
お店を出た時点で11:35
なんと幸せな40分間だったのだろう
持っている袋から派手に破魔矢を飛び出させながら
天丼をがっつく姿はきっと神がかって居たと思う。笑
そんな有意義な時間を過ごした1日の夕方
自宅の窓の外を見ると
えも言われぬ色をした雲なのかなんなのか
とても不思議な光景を見た
写真では伝わりにくいけど
見たことのない美しさだったなぁ
これは良いことの前兆に違いない!
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