今日は髪の毛の話。
我々日本人のうち、7割の人は”クセ毛”であると言われています。
日本の人口約1億2千万とすると8400万人ものクセ毛の人が
いることになります。
実際、仕事をしていると8割くらいいってるような気もします。
ここでいう”クセ毛”とは、いわゆる
“直毛でない人”ということ。
なかには、髪質とクセがマッチして非常に
扱いやすいクセ毛の方もいらっしゃいます。
実際に”クセ毛”でお悩みの方というのは
8400万人の中で更に8割くらいでしょうか。
日本という国は夏と冬の気温差が30℃以上
冬はカラカラ夏はジメジメという
髪にとっては非常に過酷な環境です。
空気中の湿度を吸収したり吐き出したり
する時に、クセが暴れ出します。
だから梅雨から夏にかけて、それと雨の日などは
扱いにくくなりますよね。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
私、かなりのクセ毛でございます
しかも髪質は硬く、太い。
いちばん扱いの難しい部類の髪だと自負しております。
約20年、美容師をしていますが僕と同じような髪質の方は
片手で収まるくらいしか存じ上げません。
クセ毛の悩みというのは、クセ毛にしかわかりません。
こんなこと言うと怒られそうですが
これは美容師であってもそうです。
いくらプロでも、その美容師さんが直毛であったなら
わからないと思います。
クセ毛の理屈はプロですから理解しているでしょう
しかし!
大事なのは、クセが出てしまうという現象よりも
それにより不本意に得てしまうもどかしい思いなのです。
学生時分であれば、修学旅行で、ろくにドライヤーも使えず
ボサボサ頭で記念写真に写ってしまったり。
社会に出てみたら、朝しっかりスタイリングしたのに
雨や通勤電車のムンムン湿度で職場に着く頃には
別物の髪型になって、受付のあのコや
憧れの上司に笑顔で挨拶ができないとか。
“髪の毛がまっすぐでない”ということよりも
こういった事に対する処置が大事なわけです。
そういう意味では僕は”クセ毛のプロ”(←全然嬉しくないけど)
ほんとうにクセ毛で困っている方、ぜひご相談ください。
そして周りでクセ毛で困っている人がいたら(←いるかな)
ぜひぜひご紹介ください。笑
お力になれると思います!
と、今日はまるで自分のクセ毛自慢みたいになりましたが
クセ毛で生まれて美容師やってるからには
自分と同じ悩みをお持ちの方の役に立てればと
常々思っております。
どしどしご相談ください!
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